悪魔の章 028.Good Luck

さっそく下手を打ってくれた参謀殿を嘆くのもそこそこに、壮士は可愛い妹候補を拐《さら》ってくれた犯人と接触すべく地下に潜った。
もっとも、移動ひとつするにも精神が削られる。
鬼との再接敵は当面あいだ避けられるだろうが、他のプレイヤーはそうもいかない。
その数は不明。敵性も不明。鬼と違って接近を感知できないときている。
発見と同時に襲いかかってくるかもしれない人間が、壮士が今目指している地下、ないし地下坑道に初期配置されていないとも限らないのだ。

そうして壮士は最大限の警戒を張り巡らせつつ、東京メトロ丸ノ内線、西新宿駅を模した改札手前へと至った。

「…………」

自動販売機に身を潜ませて改札口を覗き見る。
しかしここまでと同様に、人の気配は一切なく――否。

「ッ……」

ホームへ降りるエスカレーターの近くで何かが動いた気がした。
確証は持てない。過度な緊張を強いられた精神が見せた、目の錯覚である可能性は大いにある。あるが、疑ってしまったが最後、裏を取らずに改札をくぐるわけにはいかないわけで、

(わかってるって。気のせいだよな?)

壮士はそう内心で独りごちながら、ベルトポシェットからサーマルスコープを引っ張り出した。通常のスコープと違い、光ではなく熱を検知し可視化するそれを、エスカレーター付近に向けてみる。
と、

(勘弁してくれよ……)

いる。姿形はハッキリと捉えられないものの、熱を持った何か――たぶん頭の先が動くのを確認できた。いいや、この場合はできてしまったと嘆くべきなのかもしれない。

(まだ始まって三十分と経ってないのに、なんで俺はこう次から次へと……)

初っ端から鬼に襲われたことといい、琴子が人質に取られたことといい、今回のことといい。この先だってトラブルが保証されているというのだから、もう呪われてるんじゃないかと思えてくる。
だが悲しむべきは、呪われる心当たりがありすぎることだ。
穂乃佳や心の呪いなら甘んじて受け入れるが、もし一馬の呪いだったら絶対に許さない。弟に面倒を押し付けまくるあの駄兄は生き返らせてから殺してやろう。

(まあ、それはそれとして、どうするか。たぶんこっちはまだ気づかれてないよな?)

であるなら、なにもみずから藪をつつくことはない。このまま回れ右して別のルートを探すのが上策だろう。
かといってその選択は取りづらい。西新宿駅の改札は一箇所しかなく、坑道を諦めるとなれば地上を進まざるを得なくなるからだ。もっともそこは日本屈指の大都市。地下街が縦横無尽に張り巡らされているが故に、一切地上に出ることなく東側にたどり着くこともできる。
ただその場合、遠回りとなることは避けられないし、さらにいざというとき、地下街は地上以上に逃げ場が少ない。加えて他のプレイヤー、それも複数名と出くわす確度が高くなるのが難点だ。

(……とにかく今は時間を掛けたくない)

琴子を拐《さら》った相手との約束がある。約束を違えたことが切っ掛けとなり、琴子に危険が及ばないとも限らないのだ。

(もろもろ込みで考えたら、引き返すほうがリスクがあるか。だったら――)

ここは強硬策もやむなし。
そう決心して、壮士が腰に戻していた相棒に手を伸ばした瞬間、

「ヅ……ッ!」

大きな破裂音と共に、壮士の対面側のコンクリートの壁が穿たれた。
音と跳弾跡から放たれた銃弾は三発。狙った場所からして、こちらの殺害を意図したものでなく牽制であることは間違いない。
が、壮士は反射的に身をかがめて、

「チッ……!」

三発応射。こちらも火器を備えていることを示さなければ、相手の接近を許しかねない。ひとまず反撃したところで、ようやく壮士は戦慄した。

「マジかよ……」

相手がこちらを補足していたこと、撃ってきたことにも驚かされた。
だが、それ以上に壮士を驚かせたのは、

(なんでアサルトライフルなんて持ってるんだッ!)

相手が自動小銃なんて代物を装備しているということだ。
間違いない。三発のフルオート射撃、高い集弾性、聞き慣れた発射音は5.56mm NATO弾のそれだ。壮士自身、グアムで幾度となく触れては撃ち、耳にしてきた音と完全に一致している。
壮士と琴子が持ち込みを検討し、最終的に断念した武装だ。
拳銃よりもずっと高い火力を誇る反面、アサルトライフルは長物であるが故に取り回しが悪い。特に急な近接戦を強いられた場合などでは邪魔でしかない。
加えて、ゲームのなかで面制圧が必要となる場面を想定しづらかったこと、さらには装備を絞るという観点から、壮士らは結局あきらめることにした。
しかし、まさにこういう場面に於いては、火力差が優位性を作る。
技量だけはこちらが上だと信じたいが、壮士はそれを縁《よすが》にアクション映画さながら、銃撃戦を繰り広げるほど馬鹿ではないし、そんな暇もない。

さっさと逃げて琴子を助けに行きたいところだが、

「おあああッッ……!」

めちゃくちゃ撃ってくるのは、火力差がバレたせいだろう。
逃げるにしたってこの状態のまま背中を見せるのは危なすぎる。
ひとまず壮士は残弾をすべて撃ち込んだのち、マガジンを交換しながら、

「待て待て待てッ!」

一瞬、面射撃が止んだ間隙を逃さず、壮士はまくし立てる。

「俺の負けだ! あんたとやり合いたくないッ! ここを立ち去るから見逃してくれ!」

返答はない。が、壮士はすり足で後退しながら、

「とことんまでやるってんなら、こっちも死物狂いで抵抗しなきゃいけなくなる! そうなったら死ぬのはあんたかもしれない! 俺たちの優先目標は鬼から逃げ切ることだ! お互い危ない橋を渡ることはない! 違うか!?」

やはり返答はなく、壮士が手近な壁まで走ろうか迷った刹那、ほんの数メートル先に円筒が投げ込まれた。
その絵面は少し前、壮士が魔阿に喰らわせたそれであり、

「やば――」

壮士は咄嗟に後方に飛んで、地べたに伏せて頭と耳を護る――が数秒経っても、予感した爆発は起こらない。

(欺瞞かよッ!)

敵ながら上手い。いいように振り回されている。

「クッ……!」

距離を詰めてくる――そう直感した壮士は横へ転がって回避行動を取りながら相棒を改札口に向けた。しかしそこに対象の姿はなく、視界を埋め尽くすのは、カーキ色の円柱から猛烈な勢いで吹き上がる白煙。スモークだ。
壮士は転がるように手近な壁まで走って、再度サーマルスコープを煙の先に向けた。

その状態で三十秒ほどが経っただろうか。

「……逃げてくれた、のか?」

正確には壮士の弁を容れてくれたと言うべきかもしれない。こちらがそうであるように、相手も危険は冒したくはないはずだから。

その後、壮士は引き返すか否か迷ったのち、最終的に改札をくぐることに決めた。
既に時間をロスしているなか、今から地上に戻って、それから地下街を目指すというのはあらゆる面でリスクが大きすぎる、という判断だが、それとは別で決断を迫られた大きな理由があった。

『おい、誘拐犯、聞こえるか』
『ええ、聞こえていますよ。早いですね、もう着いたんですか?』
『それがまだほとんど移動できていなくてな。他のプレイヤーと出くわして撃ち合いになった』
『それは災難でしたね、無事なようでなによりです』
『そういう次第で到着が少し遅れそうだ』
『わかりました。事情が事情ですし、5分の遅れを認めます』
『5分って……』
『それ以上は待ちません。妹さんにもう一度会いたいなら急いでくだ――ああ、そういえば名字が違いますね、なにか訳ありですか?』
『ほっとけ誘拐犯』
『一時的に身柄を預かっているだけです。もっとも? あなたが約束の時間に間に合わなければ、彼女の安全は保証できかねますが。急いでください』

という次第で、選択の余地はなかった。

壮士は作動したスプリンクラーで白煙が薄まるのを待ってから、サーマルスコープを片手に改札を超え、撃ち合った相手が居たであろうエスカレーターに近づいていく。
幸いにも人の気配はなく、見える範囲に熱源も見当たらなかった。
ただ、エスカレーターのゲートの上に、やたらと存在を主張する物が一つ。

「なんだ?」

十中八九、こちらを撃ちまくった奴の置き土産だ。それはどこにでも売っているチョコレート菓子に過ぎず、しかし目を引いたのはその上に貼られた一枚の付箋で、

「Good Luck. from A ねえ……。アルバイト求人サイトと撃ち合ってたのか、俺は」

きっと慌てて書いたのだろう。乱れた文字でそう綴られていた。

「蜂の巣にする勢いでぶっ放しといてよく言うよ……。まあ、『さっきのは悪かった、これでも食って元気だせや』ってところか?」

もしくは、お侘びの印にチョコくれたのだろうか。馬鹿げているとは思うけれど、さすがに毒入りなんてことはないだろうし、そんな解釈しか浮かんでこない。
もし琴子に尋ねたなら、秘められたメッセージなんかを見出してくれるだろうか。

「変なやつ……」

壮士は自然、苦笑を浮かべながらチョコをポケットにねじ込むと、囚われの姫を救うべく、慎重かつ大胆に階段を降りていったのだった。

◆◇◆

その後、壮士は特段の困難に直面することなく坑道を進むことができた。
やり合った相手の待ち伏せは無く、暗闇を歩く始末になると踏んでいた坑内にしても、等間隔に備えられた照明が灯されていた。
さっきもスプリンクラーが作動していたし、この分ならフィールド内の電気系統はすべて生きているのかもしれない。初期配置されたホテルのエレベーターも稼働したんじゃないかと推察できる。

薄暗い坑道を進むなか、壮士の思考の大半は、琴子を救出する算段を立てることに費やされた。
しかしながら、これが極めて難しい。
その一番の要因となっているのは、相手方が『二人組』であるという点だ。
この情報は琴子がもたらしてくれたものだ。あの短い会話のなか、琴子は最初と途中で小さく舌を二度鳴らした。そのサインは、壮士がその情報を握っていることを、女に悟られないようにと意図したものに違いない。
だが、

(事前に判ってるに越したことはないけどな)

現実問題として対処は難しい。
もし壮士が女の立場であれば琴子の監視役に一人残す。曲がり間違ってそうでなくとも、壮士と会う役目とは別に、一人を付近に潜ませておくだろう。
そうなると、これから会うであろう女を制圧する手段は取れない。人質交換を持ちかけるにしても、会う女と、もう一人との関係性を裏取りをしないことには軽々《けいけい》に動けない。
人質交換は、そのもう一人にとって、琴子と女の命が釣り合わなければ成立しないのだ。

(……取り敢えず話とやらを聞いてみるしかないか)

とはいえ、その話にしたって中身があるのか怪しいところだ。
現状で琴子が生かされているのは、壮士をおびき寄せる餌――即ち、琴子と壮士をまとめて始末することが、本当の目的であることも考えられる。
あっても何らおかしくない。第二戦の目的には利さないものの、敵方のプレイヤーの数を減らすことは、大局的にはゲームの勝利に資するのだから。

「よっ」

そんな感じに結局無策のまま、壮士はホームによじ登ると、インカムの電源を入れて、

「着いたぞ」

待ち構えていたかのように即座に返答があった。

『ようこそ。B11番出口に向かってください』
「待て。構内図を探す」

壮士は数メートル先にある駅構内図に歩み寄って、

「確認した。会う前にもう一度琴子の声を聞かせてくれ」
『エスカレーター前で連絡をください』
「アイツの無事を確かめてからだ」
『要求できる立場じゃないことはわかっていますよね?』

壮士はありったけの殺意を乗せた低い声で言う。

「調子に乗るな、殺すぞ」

しかし、インカムの向こうから息を呑む音すら聞こえなかった。

『連絡を待ってます』

淡々としたそれを最後にブツリと通信が切れる。
壮士は小さく舌打ちして、再度構内図を確かめた。

(B11番か……)

女が指定した出口に階段はなく、エスカレーターのみとなっていた。
だが、琴子の無事を確かめられてもいないのに、

「こっちが何でもかんでも従ってやる義理はないよな」

壮士はB11と真逆の方向に向けて走り出した。
このさい他への警戒は捨てる。最大速度でホーム最奥の階段を駆け上がり、その勢いのままA10番と表示された階段に向かってひた走る。
そうして地上へと続く階段に足を掛けた直後――、

『あなたは構内図一つも読めない人なんですか?』

壮士は足を止めてニタリと嗤った。

「すまん、俺は地図が読めない系男子なんだ」

言って壮士は半ばまで登った階段を降りて、周囲にグルリと首を巡らせた。

「出てこいよ。俺がホームに着いたところから監視してたんだろう?」

あるいは、B11を見渡せるこのフロアで待ち構えていたか。
どちらかだろうと思っていた。
可能性は色々と考えられる。殺すことが主目的であれば、壮士の姿を認めた時点で不意打ちしてきてもおかしくなかった。
こちらの武装を見て分が悪いと考えたか、B11、ないしそこからさらに誘導される先に何か仕掛けを施しているか、あるいは本当に話し合いたいだけかもしれない。
いずれにせよ、人質を取られているからといって、相手があつらえたロケーションにノコノコ出向いてやるほど壮士はお人好しではない。

と、テナントの一角から呆れの溜息の音が聞こえ、

「――予定を変更。A10で接触するわ」

もはや隠すつもりはないという意思表示かもしれない。インカムとは別の無線機にそう告げて、女が一人姿を見せた。
目算で15メートル先に立つ女性。
年の頃は恐らく二十代半ば、壮士とそう歳は違わないと思われる。目はやや吊り目で、その眼光は鋭く、身長は女性としては少し高めか。165程度はあるかもしれない。後頭部で一つに縛られた髪は琴子に似た墨色。しかし心ほどシッポは長くない、下ろしても肩上くらいの長さだろう。
それ以外で目を引くのは、女が身につけている服装だ。
カーキ色の迷彩ジャケット、同柄のパンツ、そして足元はブーツと、明らかに荒事を意識した出で立ちであることに加え、腰にはホルスターが巻かれていた。
そこに収められるべき物はもちろん、

「はじめまして。桐山壮士さん」

女はもう片方の手に握っていた拳銃をこちらに向けて言う。
それを受け、

「よう」

壮士はニタニタと嗤いつつも、安易に腰に手を伸ばしはしない。
むしろ恭順を示すように両手を持ち上げて、

「琴子は無事か?」
「ええ、無事ですよ。今の無線でお気づきだと思いますが、彼女は私の仲間と一緒に別のところにいます」
「へえ……」

なら人質交換の目はあるかもしれない、そんな壮士の思考を見透かしたように女は続ける。

「ちなみにその仲間というのは、今日出会ったばかりの協力者、つまり他人です」
「…………」
「なので人質交換は成立しません、理解しましたか?」
「そう言われてもな、ハッタリかもしれないだろ? その協力者さんとやらが、あんたの大切なお友達か、下手すると身内だったりするかもしれないし、お前が命惜しさにソイツを説得してくれる目もあるかもしれない」
「そう思われるなら、あなたも得物を抜いてもらって構いませんよ? 即撃ち殺しますけど。なんにせよ、私たちが殺し合った場合、円成寺琴子さんは確実にこの世を去ることになります」
「あんがい度胸あるじゃないか」

女は鼻で嗤って切り返す。

「それはもう人殺しですからね、腹も座ります。手遅れですよ。あなたも、私も、人として」
「……違いない」

よく考えてみれば至極当然なことだ。これは第二戦、彼女がこの場に立っているということは即ち、奪った命があるということだ。

「中身のない言葉だけの恫喝なんて通用しません。お互いそういう段階は超えてしまってるんですよ、桐山さん。わかっていただけました?」
「了解した」

壮士が溜息をついて小さく肩をすくめると、女は銃をしゃくって、

「B11へ向かってください。安全を確保した部屋があります」
「なるほど、そういうことね。こんな開けた場所で立ち話しなんてしてたら、誰かに襲われるかもしれないもんな」
「早く」
「断る」

壮士は即答し、ゆっくりと腰に手を近づけていく。

「琴子の声を聞かせろ。俺の手が得物に触れる前に」

殺し合いも辞さない、そんな壮士の脅しを受けても女は揺らがなかった。

「だったらやむを得ません。聞くべきことを聞いて、ここで処理することにします」

言って女は銃を構え直し、

「あなたが所属する陣営は? 神? それとも悪魔? 今すぐ答えなさい、答えなければ撃ち殺す。それ以上手を動かしても撃ち殺す」
「…………」

壮士はじろりと女を睨めつけて、手の動きを止めた。

「答えなさいッ! ……最後通牒よ」

女が撃鉄を引いたところで、壮士は深々と溜息をつき、

「――って尋問を受けてるんだけど、なんて答えればいい?」
「……?」

女の顔にかすかな疑問が浮く。しかし銃口は変わらず壮士を捉えたままだ。こちらのそれを小賢しいブラフと思ったろうか。思っているに違いない。妥当な判断だと思う。
だが、

「freeze……」
「―――――」

ねっとりとした声と共に、女の背後からカチリと撃鉄を引く音が鳴った。
少女は戦慄する女の肩越しに問い返す。

「どうして私に聞くのですか? 尋問を受けた際の取り決めはもう何ヶ月も前に終えています」
「一応確認しとこうと思って。忘れたんじゃないかんな」

そう小気味良く応じながら壮士は思う。
大したものだ。女はありありと顔に驚愕を貼り付けながらも、やはり銃口をこちらに向けたままの体勢を維持している。壮士が彼女の立場なら反射的に振り返ってしまっていたに違いない。そして振り返ったが最後、壮士は背後から女の撃ち殺すつもりでいた。
故によく堪えたとは思う。しかしそれでも、彼女は問わずにいられないだろう。自身の背後でリボルバーを構える少女に対して。

「ありえない。どうやって……」
「どうやって?」

直後、女の腰にある無線機がブツリと鳴った。

「予定を変更。A10で接触するわ――」
「…………」
「そう貴女が教えてくれたのではないですか」

言って、かしげた首の動きに合わせて短い黒髪が揺れた。
結局のところ、壮士が心配する必要なんてこれっぽっちもなかったのかもしれない。
だって、

「悪いことは言いません、投降しなさい。万一愛しいお兄様を撃とうものなら、その頭に鉛をぶち込みます――」

ニヤニヤと嗤って言う、円成寺さんちの琴子ちゃんは、それはもうわっるい顔をしていたのだから。はっきり言って、ついさっきまで拉致監禁されていた女の子がしていい顔じゃない。

「オーケー?」

実に楽しそうな腹黒さんだった。

クロ

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